<11月>節子先生のひとりごとを更新

ピアノ教室と出会って

4才から始めたピアノ。新しい曲に挑戦する度、「弾けない、もう辞める。」と何度言ったことでしょう。これまで続けて来られたのも、根気強く教えてくださった節子先生、明先生方のおかげです。本当に感謝しています。小学校卒業という節目の年に、素敵なコンサートに出演させていただくこと、とても嬉しく思います。
ピアノを始めたきっかけは、息子の落ち着きのなさからでした。ピアノに触れることで少しでも穏やかに楽しめるようになってくれたらと思ったのです。習い始めの頃はグランドピアノの下に隠れたり、椅子からジャンプしたり、今振り返るとレッスンどころではなかったことと思います。節子先生は、そんな息子を楽しんで育ててくださいました。
小学生になってからは、時に叱られなんども涙しました。練習を嫌がることもありました。それでも先生方は、いつも最後までしっかりと見守ってくださいました。様々なコンクールや発表会を通して、緊張しつつも自分一人で舞台に立ち、ピアノと向き合う経験を通し、「集中して弾く」という強い気持ちが育ったことは、これからも大きな自信になると思います。
ぴあの教室は、ピアノを通して子どもたちに、「やればきっとできるよ。でもそのためには練習が必要だよ。努力がそのまま力になるんだよ。」ということを学ばせてくれる場です。
このことは、ピアノだけでなく、これから子どもたちが経験する様々な場面で、「自分がやると決めれば、きっとできる」という気持ちにつながっていくと思います。これからもピアノを通して、たくさんの子どもたちが、「やればできる。」という自信をつけていくことを願っています。
40周年、本当におめでとうございます。これからも子どもたちの自信を育ててくださいますよう、よろしくお願いいたします。8年間の感謝を込めて・・・。